佐竹律からお送りします

死にたい訳ではないけれど、生きたい訳があるでもない。死んだ方が良いかなと思いながらも消極的に生きている。そんないつまでも未成熟な私の普通で平凡な今日

夕陽は砂糖菓子

夕陽は砂糖菓子。

緑の葉っぱの上に広がる橙色の光を見ると私はいつも粉砂糖をまぶした砂糖菓子に見えていました。

逆上がりを練習した小学生の時も

丘の上の校舎から落ち葉を蹴飛ばして帰った下校した中学生も

教室に居残った高校生の時も

1人散歩した大学生の時も

私は1人で舌先を出してその味を確かめようとしました。

 

今はどう見えるのでしょうか。

いつも帰る時は真っ暗で、夕方の味を確かめる機会は減りました。

 

夕方の味はまだ甘いのでしょうか。

 

オレンジ色の明かりに染まったアスファルトの道路で舌先を出しても味はよくわかりません。

 

(一度夕陽の光の中一緒に歩いたあなたへ)